パネライにとって、フィレンツェのサン・ジョヴァンニ広場はブランドの原点を物語る特別な場所だ。1926年に「オロロジェリア・スヴィッツェラ」として開かれた歴史的ブティックの100周年を記念し、パネライは2本の限定モデル〈ルミノール フィレンツェ 8 ジョルニ〉PAM01734とPAM01794を発表した。
Panerai Celebrates 100 Years in the Heart of Florence with Two New Releases
パネライ、フィレンツェのブティック100周年を祝う2本
〈ルミノール フィレンツェ 8 ジョルニ〉
パネライにとって、フィレンツェのサン・ジョヴァンニ広場はブランドの原点を物語る特別な場所だ。1926年に「オロロジェリア・スヴィッツェラ」として開かれた歴史的ブティックの100周年を記念し、パネライは2本の限定モデル〈ルミノール フィレンツェ 8 ジョルニ〉PAM01734とPAM01794を発表した。
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by Felix Scholz. Sep 11, 2026 |
パネライのファンなら、フィレンツェのサン・ジョヴァンニ広場に掲げられた「Orologeria(オロロジェリア)」の文字が印象的な、あの歴史的なモノクロ写真を目にしたことがあるだろう。ブランド草創期の中心的な場所である。
この店舗は1926年に開設された。つまり2026年は、その100周年にあたる。パネライはこの節目を記念し、ブランドの歴史を深く掘り下げるエキシビションを開催するとともに、2本の限定モデルを発表した。
その2本が、PAM01734とPAM01794である。いずれも44mm径のアイコニックな〈ルミノール〉ケースを採用し、クラシックなシルエット、伝統的なダイアル構成、手巻きムーブメントによって、〈ルミノール〉というモデルの歴史にあらためて焦点を当てている。

▲ 左:パネライ〈ルミノール フィレンツェ 8 ジョルニ〉PAM01734 右:〈ルミノール フィレンツェ 8 ジョルニ〉PAM01794(©Revolution)
両モデルは、1960年代の歴史的なRef. 6152/1へのオマージュとして生まれた。しかし、パネライのカタログに並ぶほかのヘリテージモデルとは異なり、単なるノスタルジーの再現ではなく、クラシックを現代的に再解釈した一本という印象が強い。パネライ自身もこれら〈ルミノール〉コレクションについて、Ref. 6152/1の構造を礎に、それを現代的に解釈したものと説明している。
PAM01734はプラチナテック™製ケースを採用し、100本限定という2本のうちでもよりエクスクルーシブな存在。一方、ステンレススチール製のPAM01794は1000本限定で展開される。

▲ ヴィンテージのパネライRef. 6152/1(Image: Phillips)

▲ パネライ〈ルミノール フィレンツェ 8 ジョルニ〉PAM01734(左/プラチナテック™製)、PAM01794(右/ステンレススティール製)(©Revolution)
今回の2モデルで目を引くのが、やや異色のダイアルだ。希少なRef. 6152/1のプロトタイプへのオマージュとして、サーキュラーブラッシュ仕上げのダイアルに「Panerai Firenze」の文字を刻印。プラチナテック™モデルにはグリーン、ステンレススチールモデルにはブラックが採用されている。
また、パネライらしいサンドイッチ構造のダイアルに加え、ヴィンテージモデルを思わせるおなじみのダブルペンシル型針も採用。モデルに応じてゴールドまたはブルーの針が組み合わされ、往年の意匠を好む愛好家にも響く仕上がりとなっている。

▲ダイアルのクローズアップ(©Revolution)
ケースとダイアルがパネライの歴史を色濃く映し出す一方で、ムーブメントには現代のパネライを代表する手巻きキャリバーP.5000を搭載する。2つの香箱から生み出されるパワーリザーブは、実に8日間。イタリア海軍へ時計を供給していた時代から一貫して受け継がれてきた、パネライのムーブメントに求められる基本思想を現代的に進化させたキャリバーといえる。
ステンレススチールモデルでは、このキャリバーはソリッドケースバックの内側に収められているが、プラチナモデルではシースルーバックを採用し、ムーブメントを大きく覆う3/4プレートの姿を鑑賞することができる。

▲ 左:シースルーバック仕様のPAM01734。大型の3/4プレートが覗く。 右:ソリッドケースバック仕様のPAM01794。「Orologeria」の刻印が施されている(©Revolution)
特別モデルならではの2つのディテールがストラップとボックスに見られる。カーフストラップには、フィレンツェ市の象徴である百合の紋章がホットスタンプで施されている。
また両モデルは、伝統的な組木技法である「蟻継ぎ」を用いたマホガニー製ボックスに収められ、蓋の内側には、歴史的ブティックの入口を描いた特製プレートがあしらわれている。
これらのモデルは世界各地のブティックで購入できるが、その歴史的な故郷であるフィレンツェを訪れ、現地で手に入れることができれば、これ以上ない特別な体験となるだろう。

▲ フィレンツェ市の象徴である百合の紋章をホットスタンプしたカーフストラップ(©Revolution)

▲ ケースサイドのディテール(©Revolution)
Tech Specs
パネライ〈ルミノール フィレンツェ 8 ジョルニ〉PAM01734 ムーブメント:手巻きキャリバー「P.5000」、パワーリザーブ8日間 機能:時・分表示 ケース:プラチナテック™、44mm、10気圧(100m)防水 ダイアル:グリーン、サンドイッチ構造 ストラップ:ブラックのカーフ、フィレンツェの百合をモチーフにしたホットスタンプ、ホワイトゴールド製バックル、追加ラバーストラップ付属 限定数:100本 ¥8,404,000
パネライ〈ルミノール フィレンツェ 8 ジョルニ〉PAM01794 ムーブメント:手巻きキャリバー「P.5000」、パワーリザーブ8日間 機能:時・分表示 ケース:ポリッシュ仕上げのステンレススチール、44mm、3気圧(30m)防水 ダイアル:ブラック、サンドイッチ構造 ストラップ:ダークブラウンのカーフ、フィレンツェの百合をモチーフにしたホットスタンプ、ステンレススチール製バックル、追加ラバーストラップ付属 限定数:1000本 ¥1,639,000
Brands:Panerai
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