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ロジェ・デュブイ、日本統一の物語を腕時計に

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時計の文字盤に並ぶ12の兜。それぞれは単なる装飾ではなく、日本史を動かした武将たちの精神そのものだ。
ロジェ・デュブイは新作〈エクスカリバー ザ カブト レガシー〉で、日本の戦国時代から江戸時代への転換期を大胆に表現した。ブランドが得意とする立体的なスケルトン構造とメティエダールを融合させ、徳川家康をはじめとする12人の武将の兜、そして江戸城を文字盤上に再構築。スイスのオートオルロジュリーと日本文化が交差する、これまでにない作品が誕生した。

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Roger Dubuis Brings the Spirit of the Samurai to Haute Horlogerie with the Excalibur The Kabuto Legacy

ロジェ・デュブイ、日本統一の物語を腕時計に

〈エクスカリバー ザ カブト レガシー〉発表

時計の文字盤に並ぶ12の兜。それぞれは単なる装飾ではなく、日本史を動かした武将たちの精神そのものだ。ロジェ・デュブイは新作〈エクスカリバー ザ カブト レガシー〉で、日本の戦国時代から江戸時代への転換期を大胆に表現した。ブランドが得意とする立体的なスケルトン構造とメティエダールを融合させ、徳川家康をはじめとする12人の武将の兜、そして江戸城を文字盤上に再構築。スイスのオートオルロジュリーと日本文化が交差する、これまでにない作品が誕生した。

by Revolution Japan. July 16, 2026

日本統一という物語をデザインへ

 今回ロジェ・デュブイが着目したのは、17世紀初頭、日本が戦乱から平和へと移行した歴史である。

 戦国時代を経て、徳川家康による天下統一が実現し、日本は約260年にわたる安定した江戸時代を迎える。その歴史の転換点を象徴する「一味同心」という思想をテーマに、ブランドはオートオルロジュリーによって新たな物語を紡いだ。

12人の武将を象徴する精密彫刻

 最も目を惹くのは、文字盤外周に配置された12体の18Kピンクゴールド製の兜だ。

 徳川家康、本多忠勝、酒井忠次、榊原康政、井伊直政など、日本史を代表する武将たちを、それぞれ固有の前立や意匠で忠実に表現している。

これらはマイクロスカルプチャー技術によって製作され、一つひとつ熟練職人が2〜3日をかけて手彫りで仕上げるという贅沢な工程を経て完成する。とりわけ武将ごとの個性を表現する「前立」の造形は、本作最大の見どころだ。

江戸城を現代建築のように再解釈

 文字盤中央には、江戸城を抽象化した立体構造を配置。

 深みのある藍色を思わせるブルーCVDコーティングを施し、日本の伝統色と現代建築を融合させたような独特の景観を生み出している。

 17個のパーツによって構成された城郭は、ポリッシュ、ブラッシュ、ショットブラストなど複数の仕上げを組み合わせることで、見る角度によって異なる表情を見せる。

ジュネーブ・シール認証キャリバーRD821

 ケースサイズは45mm。

 内部にはジュネーブ・シール認証を取得した自社製自動巻きキャリバーRD821を搭載する。

 172個の部品で構成され、14種類もの仕上げが施されるムーブメントは、約48時間のパワーリザーブを備え、ロジェ・デュブイならではのスケルトン構造によってその精緻な仕上げを存分に鑑賞できる。

日本史研究者との共同制作

 本作ではデザインの真正性を追求するため、日本史学教授であり、ドラマ『SHŌGUN 将軍』の歴史コンサルタントも務めたフレデリック・クレインス氏が制作に参加。

 侍文化とスイス高級時計製造に共通する「卓越性を追求する精神」が、このプロジェクトを支える思想となっている。

限定28本

〈エクスカリバー ザ カブト レガシー〉は世界限定28本。

 18Kピンクゴールドケース、ブルーカーフストラップ、武将たちの家紋をレーザー刻印したケースバックなど、日本文化へのオマージュが細部にまで貫かれている。

 ロジェ・デュブイはこれまでも日本文化をモチーフにした作品を発表してきたが、本作は単なる和風デザインではない。戦国から江戸へという歴史そのものを、オートオルロジュリーという芸術へと昇華させた一本といえるだろう。

Tech Specs  〈エクスカリバー ザ カブト レガシー〉 ケース:18Kピンクゴールド ケース径:45mm ムーブメント:自動巻きRD821 パワーリザーブ:約48時間 ジュネーブ・シール取得 ストラップ:ブルーカーフレザー 防水性能:30m 限定:28本

Brands:Roger Dubuis

Brand:Roger Dubuis