「チームの功績」と謙虚に語り、ヴァシュロン・コンスタンタンをひとつに団結させたローラン・ペルヴェス。数々の名作を指揮し、「リーダー・オブ・ザ・イヤー」に輝
Revolution Awards 2025 : Leader of The Year — Laurent Perves
Revolution Awards 2025:リーダー・オブ・ザ・イヤー
ヴァシュロン・コンスタンタンCEO ローラン・ペルヴェス
「チームの功績」と謙虚に語り、ヴァシュロン・コンスタンタンをひとつに団結させたローラン・ペルヴェス。数々の名作を指揮し、2025年リーダー・オブ・ザ・イヤーに輝いた若きCEOの真摯な手腕に迫る。
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by Wei Koh . Jan 27, 2026 |
今日のヴァシュロン・コンスタンタンが素晴らしいのは、若くして極めて有能なCEO、ローラン・ペルヴェスのもとに、マニュファクチュール全体が一つに団結しているのを肌で感じられる点にある。彼はスポットライトを浴びることを好まず、リーダーとして常に控えめであり、謙虚に「チーム」の功績であると語るが、その結束を築き上げたこと自体が、一つの大きな成果である。かつて私は、時計業界の外から招聘されたリーダーに対して警戒心を抱いていると公言してきたが、ペルヴェスはこの定説における、とてつもない例外であることを自ら証明してみせた。

▲ヴァシュロン・コンスタンタン ローラン・ペルヴェス 最高経営責任者(CEO)
オーデマ ピゲでの勤務を経て、それ以前にはプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)のプレステージ・フレグランス部門に身を置いていた彼は、ヴァシュロン・コンスタンタンの最高マーケティング責任者(CMO)として着任し、その後、最高商務責任者(CCO)へと転じた。
この時期に彼は、深い洞察力を備えていること、それから世界最古の連綿と続く歴史を誇るマニュファクチュールの舵取りに必要な、時計に対する卓越した審美眼と見識を、驚くべき速さで自らのものにできる才能を証明してみせたのである。
私が最も感銘を受けたのは、他の多くのブランドが革新や高級時計製造への情熱を停滞させていた時期に、ペルヴェスがヴァシュロン・コンスタンタンを鼓舞し続け、この分野における現在の覇者としての地位を確固たるものにしたことだ。その象徴が、驚異的な〈トラディショナル・ツインビート・パーペチュアルカレンダー〉や、至高の〈ザ・バークレー・グランドコンプリケーション〉といったタイムピースである。

▲ヴァシュロン・コンスタンタン 〈トラディショナル・ツインビート・パーペチュアルカレンダー〉2019年

▲ヴァシュロン・コンスタンタン 〈レ・キャビノティエ・ザ・バークレー・グランドコンプリケーション〉2024年
ヴァシュロン・コンスタンタンの創業270周年において彼が指揮を執る中、我々はすでに時計製作の現代史にその名を刻んだタイムピースをいくつも目にすることとなった。その中には、ケースバックにスプリットセコンド・クロノグラフと連動した天体表示を備える世界で最も複雑な腕時計〈レ・キャビノティエ・ソラリア・ウルトラ・グランドコンプリケーション – ラ・プルミエール – 〉や、時刻の表示と彫刻芸術が融合した唯一無二のオートマトンのオブジェであり、ルーヴル美術館で展示されるにふさわしい〈ラ・ケットゥ・デュ・タン〉“La Quête du Temps(時の探求)”が含まれている。
これらすべてを成し遂げながらも、彼が驚くほど謙虚で、親切かつ親しみやすい人物であり続けていることは、リーダーとしてだけでなく、一人の人間としての器の大きさの証しといえるだろう。

▲ヴァシュロン・コンスタンタン 〈レ・キャビノティエ・ソラリア・ウルトラ・グランドコンプリケーション – ラ・プルミエール – 〉 (©Revolution)
Brands:Vacheron Constantin
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