ショパール広告バナー

ジェラルド・チャールズ〈マスターリンク ジェム ダイヤル〉

News

アベンチュリン、スペクトロライト、アイアンアイ――3種類の希少な天然石をダイヤルに採用した、ジェラルド・チャールズの新作〈マスターリンク ジェムセット ストーンダイヤル〉が登場した。天然石の加工は非常に難しく、機械加工では最大65%が失敗に終わるという。世界限定30本(各10本)の希少なモデルである。。

News

Gerald Charles Introduces Masterlink Gem Set Stone Dial

ジェラルド・チャールズ〈マスターリンク ジェム ダイヤル〉

アベンチュリン、スペクトロライト、アイアンアイ――3種類の希少な天然石をダイヤルに採用した、ジェラルド・チャールズの新作〈マスターリンク ジェムセット ストーンダイヤル〉が登場した。天然石の加工は非常に難しく、機械加工では最大65%が失敗に終わるという。世界限定30本(各10本)の希少なモデルである。

by Revolution Japan. July 15, 2026

種類の天然石が織りなす唯一無二の表情

 ジェラルド・チャールズは、ブランドを象徴する〈マスターリンク〉の非対称ケースに、天然石ならではの個性を組み合わせた新作を発表した。

 ベゼルにはホワイトゴールドを採用し、バゲットカットのブルーサファイア、レッドサファイア、またはツァボライトを60石セッティング。それぞれの天然石ダイヤルを美しく引き立てている。

 天然石をダイヤルに使う試みは、ブランドにとって原点回帰とも言える。創業者ジェラルド・ジェンタは、自然素材が持つ予測できない表情を愛し、その個性を時計づくりに取り入れてきた。本作も、その精神を現代の高い製造技術によって受け継いでいる。

加工が難しい〈マスターリンク〉のケース形状

〈マスターリンク〉最大の特徴は、6時位置の「スマイル」と呼ばれる曲線を持つ非対称ケースだ。

 一般的な丸形ダイヤルとは異なり、天然石もこの複雑な形状に合わせて削り出さなければならない。硬く割れやすい天然石をこの形状に仕上げる作業は極めて難しく、わずかなミスでも破損につながるため、高度な職人技が求められる。

24時間以上かけて完成するダイヤル

 製造工程も非常に過酷だ。

 まず原石をスライスし、美しい模様が現れた部分だけを選別。その後、非対称の形状に削り出し、最終的にはわずか0.55mmまで研磨する。これはクレジットカードよりも薄い厚さである。

5 0枚の完成品を作るために150枚の素材を用意し、加工工程では最大65%が失われるという。完成したダイヤルは一枚ずつ検品され、組み立てられるまでに24時間以上を要する。

3種類の天然石

左:アベンチュリン(ブラジル) 石英を多く含む天然石で、内部の微細な鉱物が星空のような輝きを生み出す。静かな深みと繊細なきらめきが魅力だ。 中:スペクトロライト(フィンランド)ラブラドライトの希少種。光の当たり方によってブルーやグリーン、ゴールドなど多彩な色彩を見せる「ラブラドレッセンス」が特徴で、見る角度によって表情が大きく変化する。右:アイアンアイ(南アフリカ)ヘマタイト、ジャスパー、タイガーアイが複雑に重なり合った天然石。力強い縞模様を持ち、一枚ごとに異なる景色が現れる。

 天然石の模様や色合いはすべて異なるため、同じダイヤルは二つとして存在しない。

 ジェラルド・チャールズCEOのフェデリコ・ジヴィアーニは、「ジェラルド・ジェンタは、コントロールできない天然石だからこそ魅力を感じていました。このモデルは、その精神を〈マスターリンク〉というケースに初めて表現したものです」と語っている。

 3種類のモデルはいずれも世界限定10本、合計30本のみの生産となる。

Brands:Gerald Charles

Brand:Gerald Charles, Rolex